乳酸菌の含まれる漬物は
現在とても注目を集めている乳酸菌は、よく便通の改善に効くとクローズアップされています。
しかし、その効果は決してそれだけではありません。
素晴らしいことに、アレルギー症状の緩和にも効果があるとされています。
フランスのメーカーの中には、離乳食から始められるように加工しているところもあります。
この製品は日本にも上陸しており、すでに多くの赤ちゃんが喜んで食しているのです。
このように人気の広がりを見せる乳酸菌ですが、実は私たちにとって非常に身近な存在の菌でもあります。
ヨーグルトやチーズなどではなく、意外にも「漬物」で補うことができるのです。
発酵を経ることで美味しく仕上がる漬物ですが、鍵はこの発酵にあるのです。
糠床には豊富な菌が生息しており、漬物をつけている時に漬物本体にも菌が増殖していきます。
これが美味しさのポイントでもあり健康へのポイントでもあるのです。
年配の方ですと乳製品になじみがなく、何となく苦手とする人も多く居ます。
しかし、漬物でしたらご自身で漬けられるか、手軽に購入することが出来るので安心です。
また、保存食ですから日持ちもします。
乳酸菌にはインターフェロンを体内で増殖させる効果があります。
インターフェロンとはまだまだ馴染みが少ない言葉かもしれないですが、実は非常に需要な成分で近年注目を集めています。
インターフェロンの増加によって私たちの身体の免疫力を強めることが可能です。
免疫力は疲れや病後には非常に低下しており、普段は引かない風邪を引いてしまうことがあります。
そこで、毎日漬物を食べることで免疫力の向上につなげることができるのです。
もちろん、忘れてはいけないこともあります。
それは「塩分過多」についてです。
漬物には塩分がとても多く含まれているので、食べ過ぎは禁物です。
せっかくの乳酸菌も、塩分過多ですと別の病気に侵される可能性があります。
また、漬物以外にも韓国の漬物と言えるキムチには香辛料が多く含まれます。
胃腸が弱い方などは特に気をつけましょう。
乳酸菌を続けるメリットについての記事も参考にご覧ください。