植物性乳酸菌は悪玉菌を減らす

植物性乳酸菌は大変優れた効果を持っていることはご存知でしょうか。
その効果とは「菌が長生きする」という点です。
植物性乳酸菌は環境に耐え抜く生命力が強く、香辛料などの成分とも同居できますし、熱にも動物性よりも強いと言われています。
また、発酵食品の中で生き抜くことも可能です。
塩分濃度が濃い場所にも浸食されることなく生き抜くことが出来るため、韓国料理の代表格であるキムチにも多く生息しています。
その数は何と億単位とも言われており、古くから韓国人の健康を手助けしてきました。

日本の食卓をずっと昔から支えてきた味噌、そして醤油にも多く生息しており、乳製品から乳酸菌を摂取することが苦手な人にも安心して食品選びが可能です。
長生きしてくれる分、「悪玉菌を排出させる」という優れたパワーも発揮してくれます。
でもどうして悪玉菌を排出させることができるのでしょうか。

乳酸菌を多く摂取することで、悪玉菌の働きを徐々に弱めていくことが出来ます。
悪玉菌は弱まっていくと活動が鈍くなるので、元気な善玉菌が増加するとそのまま要らない菌として外部へ排出することができるのです。
逆に、悪玉菌が活発に活動を行ってしまうと毒素がどんどん腸内に溜まってしまいます。
匂いがきついおならが出る、あるいは頑固な便秘が起きたらそれは腸内に異変が起きているサインです。
出来る限り早く改善し、腸内の毒素をスッキリと改善させましょう。
豊かな腸内環境が整えば、肌質まで生まれ変わります。

でもどうして人間の身体には毒素が溜まってしまうのでしょうか。
私たちの食生活は今、欧米化の一途をたどっています。
特にファストフードの普及は、手軽で安く食べられるため、都心部や地方を問わずに急拡大しました。
そのため手軽ながら栄養素に偏りのある食事が多いため体内に毒素が溜まりやすくなったのです。
そこで、乳酸菌を含んだ食事を摂ることで、消化の促進や毒素の排出を促して体内に残らないようにすべきです。